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概要
背後用地の不足や岸壁の老朽化により、機能が低下している北ふ頭岸壁を市街地に近接している地理的条件を生かして、観光船や仮係留対応の岸壁として、背後の緑地と一体的に整備を進めています。
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工事のポイント
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本工事では、舗装工L=83.93m(4スパン)を御影石による石張り舗装を行います。また、岸壁前面には安全性を配慮し転落防止柵を設置しますが、景観にも配慮した構造とします。これらの改良工事により、本年度をもって北ふ頭の改良工事を完了します。これにより、既存の公園や背後緑地との一体化が図られ、公園利用者の増大が見込まれます。
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| 2 |
本工事の作業ヤードに隣接する道路は、商船等の運搬車・一般車輌の通り道であり、交通量も多いため、工事車両との接触事故等のないように安全対策を行い、工事を進めて行きます。
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本工事の作業ヤード内では、港湾管理者による緑地整備関連工事も行われるため、工事車輌の輻輳が予想されますので、関連機関と十分調整を図りつつ、工事の実施を行います。
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| 4 |
本工事では、桟橋上部工4スパン分(L=84.0m)を完成させます。また、荒天時等における避難船の係留を想定し、工事の設計変更により岸壁の背後用地に係船直柱の設置を行います。これらの改良工事により、既存の公園や背後緑地との一体化が図られ、公園利用者の増大が見込まれます。
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主な工事内容及び工事数量
工種 |
施工数量 |
| ■舗 装 工 |
| 平石張工(自然石:御影石 t=3cm) |
延長170.5m×幅3.3m、9スパン (A=563m2) |
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延長83.9m(岸壁前面)×幅16.5m、4スパン (A=963m2) |
| ■防護柵工 |
| 転落防止柵設置(着脱式) |
延長179.0m |
| 配管・配線工 |
地中配管1式 |
| ■付属工 |
| 防食工(ペトロラタムライニング) |
ペトロラタムライニング防食 375m2 |
| 防食工(電気防食) |
陽極 52個、電位測定装置 4個 |
標準断面図 (下図をクリックすると拡大表示されます)
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[構造]
●岸壁部は直杭式
(鋼管) 桟橋式構造
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[構造]
●岸壁部は増杭を追加した直杭式(鋼管)桟橋式構造
●既設鋼管杭にペトロラタムライニング、アルミニウム陽極を設置し、寿命UP!
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施工フロー
■平成22年度工事
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| 防食工(防食被覆・電気防食) |
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舗装工(石張り設置) |
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| 既設鋼管杭はペトロラタムライニングにより鋼管杭の腐食を防止します。 |
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周辺緑地との景観に配慮し、御影石(t=3cm)による石張り舗装を行います。 |
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転落防止柵設置 |
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岸壁改良工事完了 |
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岸壁前面からの転落を防止するたため、柵(脱着式)を設置。 |
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注)工事施工写真については、過年度に実施した写真を使用しています。 |
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用語説明
ペトロラタムライニング
厳しい腐食環境にさらされる港湾鋼構造物の防食・補修工法です。
ペトロラタム(石油を減圧蒸留したものから、分離精製して得られたイソパラフィンを主とするワックス)に腐食抑制剤、充填剤などを加え、施工上必要な作業性が得られるように加工調整されたペトロラタム系防食材を直接防食対象物の鋼材面に一定の厚みで被覆し、腐食環境との遮断を図ります。
また、その防食材の表面に取付ける保護材は、防食層が外力によって損傷を受けないよう長期間にわたって保護するとともに、防食材を防食対象物の表面に圧着して防食効果を確実にする機能を有しています。
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既設鋼管杭へのペトロラタムテープ
巻き付け状況 |
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陽極取付
陽極とは、海水中および海底土中にある被防食体(鋼管杭・鋼矢板等)よりも低い電位の金属のことをさします。(鉄に対してはアルミニウムや亜鉛など)。
陽極を被防食体に電気的に接続し、両者の電位差による電池作用によって、連続的に陽極から防食電流を被防食体へ流すことにより、腐食環境で鋼材が有する電位を強制的に変化させ、腐食の生じない電位(防食電位)まで移行させて鋼材の腐食反応を停止または抑制させます。
……「流電陽極方式」 |
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アルミニウム陽極(2.0A 50年耐用) |
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